再就職活動、簡単振り返り

いろいろ振り返っていたら書きたいことが超多くなったので、ここで一度簡単な振り返りをしておこうと思います。

数値で振り返る

  • 就活期間半年+2week(196日)
  • 履歴書応募100件超(Web応募含む)
  • 最終面接5件
  • 内定3件

再就職活動中にやったこと

1歳の娘を抱えながらの就活は大変辛く、嫁の不安定な精神状況、親の気まぐれ発言に翻弄されながら、Javaアソシエイト試験(一番簡単な奴)で合格できたり、就職応援センターで社会人スキル、再就職の心得を学習するため2週間通ったり、Webの仕事をするために教育訓練を3ヶ月受講したり、その間転職サイトでまめに応募して、ハローワークで週1回必ず2件は紹介してもらい、フリーペーパーや求人雑誌にも目を通してたりしていたんだけれど、結局履歴書が通り始めたのでは3月上旬になってからだった。10月から2月までは一体なんだったんだ?というぐらい反応が違っていたよ。

履歴書は質より量だ

で、今回の就職先はハロワ経由でした。ハロワをバカにしていましたが侮れないですね、というか、やっぱり数です。とにかく大量に応募して、たくさんいろんな人達に履歴書を見て貰わないと話にならないんだな、ということをしみじみ思いました。特に現代は不況ですから買い手市場です、メンツや建前、屁理屈なんかは役に立たないですよ。以前就職センターで会った40歳のある求職者は私より半年以上も前から求職をしていたのですが、応募件数が5件。しかもやってみたい業種が複数あるとかで、それぞれバラバラな業種でした。そのうち4件が未経験なんですよ。半年で5件ってその間一体なにをやっていたんだ?という気がしますがそれはおいといて、どうしてそんな応募数なんですか、少なくないですか?と尋ねてみたところ、

「たくさん応募するとか、応募先に失礼だろ? ここに決めた、骨を埋める、って感じたところにしか応募しないんだよ」

と。嗚呼、これじゃあダメだなぁと思った。失礼とかいっている場合じゃないやん。働かないと貯金がなくなったら(だいたい)人生終了ってことわかってないんだろうな、あるいはなにか裏技を持っている人なんだろう、と思うことにした。

週間予定を立てて応募件数をコンスタントにする

そんな人を見ていて思ったのは、とにかく応募件数は増やさないとダメ。ただしある一瞬だけ頑張っても総体として応募数は増えない可能性があるので、一週間の予定表を作ってひたすら守ることに徹した。例えばこんな感じ。

  • 大目標:1週間に10件応募する
  • 中目標:情報収集3日、応募書類作成3日、振り返り1日
  • 小目標:Web応募3件×2日、ハロワ2件×2日、残りの3日で履歴書書き+振り返り

大目標を確実に実行するために、中目標、小目標と項目をブレイクダウンし行動を具体的にするようにしました。まあ、実際問題、行動は具体的になるんですけれど、重要なのは、やっている就職活動は、結果的に大目標に繋がっているんだよ、という安心感を得ることができるということなんだよね。成果がでなければ計画を見直せばよいだけだしね。

学校とか通って生活にリズムをつくる

私の就職活動は的を得ているのか心配になったので、県の就職支援センターに通いました。嫁からは「そんな暇あったら1件でも多く履歴書だせよw」といわれていましたが、そもそも出す先が自分にとって妥当なのか、あるいはその業界の募集数はどうなのか、あるいは履歴書自体の出来が悪かったら出しても仕方ないだろ?と説明して嫁と娘をおいて2週間通いました。

また、当時はWeb系の仕事をしたいと思っていたんですが、スキル的に足りないことは自覚していました。専門学校に通おうと思いましたが、講座終了まで半年とかそれは流石に無理でした。が、これも県の主催するWeb系の学習コースは3ヶ月でOKとのことだったので、通うことにしました。

両方共当然ですが毎日定時に授業があり、生活が規則正しくなります。就職活動は自分がサボろうと思えばいくらでも際限なく永遠に手を抜くことが可能であり、自堕落地獄に落ちそうだったので、非常に心の支えとなりました。同じように苦労している仲間もできますから、精神的にも随分助けられたました。社会に居場所がある、というのは大きかったです。

健康も大切

以前は体重が 90kg ありました。退職する3ヶ月前は仕事もなかったので定時に帰宅していましたので、健康とお父さんが太っているよりある程度痩せてて体力があるほうが娘も喜ぶだろう、ってまだ当時は0歳でしたけれど、ということで、ジョギングを開始しました。退職後も時間があったので、極力走れるチャンスがあるときは走り、結果 80kg になりました。

続けることに意味があるので、動機づけに走った日は必ず体重計に乗りその日のうちにこのブログの右に設置したはてなグラフに体重と体脂肪率を記入しいつでも自分の状態をチェックできるようにしました。

就職活動と異なりダイエットというのは素直に取り組めば、確実に成果がでます。成果がでた、という努力に対する報酬は心の糧になりますから、やり遂げられそうだと思ったら一緒にチャレンジするのもひとつのモチベーション維持のテクニックかもしれません。

家族こそが力になる

最後はやはりここは外せないですね。
私の嫁は、私にとって最大の障害でもあり、最大の協力者でもありました。なにぶん口が悪く思ったことをストレートにときに大げさに発言することで、私の精神を大いに悩ませ、かき乱し、落ち込ませ、無気力にさせてくれましたが、だまっててもご飯がでたり、人生の荒波に備えて貯金をしてくれていたり、双方の親の前では私がいかに頑張って働いてきたか、また再就職活動を頑張っているかを力説し、生活が不安のなか娘に最上の愛情を注ぎ、家族を支えてくれました。ツイッターでは身も蓋もない毒舌人間っぷりしか表現出来ていませんでしたがw、流石にそれだけの女性だったら結婚なんてしませんよね。

今日会社から貰った名刺を見せたら、心から喜んでくれました。嫁や娘に2度とこんな苦労をさせないよう、資格をとってより生活安定を目指したいと思います。