近況

10月の2週目に地元の福岡に引越してきた。無職だけどアパート借りられるか心配したがあっさり契約できた。よかった。

会社をクビになっていろいろあった。親は当然心配するし、姉妹もそう。二人とも妊娠しているから伝えたくなかったんだが母親が即連絡しやがりやがったので状況が筒抜けに。心配するだけなのにどうしてこうなのだろう? 逆にいえば母親はそんなキャラなのだからいわなかきゃよかったんだが、なにせ実家のある福岡を足掛かりに引越先などを探していたのでどうにも…。

部屋も随分片付き、その間再就職斡旋会社やハローワーク転職サイトを利用して応募をしてみた。現在5件。面接通知が1件あったのだけれど、その日が引越日当日だったので泣く泣く延期を願い出たら、それっきり掛かってこず。電話をかけるも「面接の日程が決まったら連絡します」とけんもほろろ

ハローワークに行き雇用保険の手続きをし、説明会にもいってきた。市民会館の大ホールに集めての説明会で、100名以上はいたと思う。若い女性と定年に近いおじさんが目立った。私は会社都合の退職であり、かつ初めて支給を受けるということもあり、最大240日分貰えるそうだ。それでも日当5000円ちょっと換算、というのはいささか切ないものがある。思えば割と貰っていたのだな、とか。

嫁の精神状態がおかしい。以前から躁鬱が激しい女だった。俺がクビになってからは酷くなった。「幼児を抱えて大変なのに夫無職とか信ジラレナイ、普通の人ならクビならないよ! あんた死にものぐるいで働いたの?」と俺を責めること責めること。曰く、

「普通に人はクビにならないようみんな必死になっている、仕事が終わっても自宅で勉強したり、資格を取っている、あなたはやっていない、わたしは以前から、忠告していたよね?」
「あなたの周りの人でクビになった人なんている? 普通にしていたらクビになんかならないの。いい加減自分の無能っぷりを理解しなさいよ」
「人間というのは常に非常時に備えているのが当然なの。クビになりそうってわかってたんならどうして手を打っておかなかったの? いったよね、わたしは」

などなど、正論だがしかし世の中正論だけでは生きていけないのよ、ってことを理解させようとしたが言葉は通じないので黙って耐えていた。家にいるのが超苦痛。1日なにをやっていたか監視までする始末。流石にそれはかたくなに拒否して現在に至る。不安なのはわかるけれど、慌ててばたばたして、つんのめってばかりの嫁の人生を見るにつけ、お互い成長してないな、成長しなくちゃな、って思うわ。

明日は朝からハローワークに行く予定。うちでもネットで調べられるけれど、身体を動かして人とふれ合わないと社会復帰が難しくなりそうで怖いのよね。