ひとり親家庭支援 寄付会員になりました
病児保育・病後児保育を手がけるNPO法人フローレンスが、経済的にサービスを受けることが困難なひとり親家族支援のために始めた寄付会員に本日申込みました。嫁と2人で1歳の娘を育てています。2人でも大変なのにひとり親の辛さは想像を絶します。そんな方の力に間接的に貢献できればと思います。
病児保育・病後児保育は本来、国や県といった公共サービスが力を入れる業務だと思いますし、大枠で見れば、子供が病気のときは親が早引けや休みがとれるのが当然であるような社会を目指すべきです。が、現在はそういう仕組みにはなっていません。その状況を打破するために取り組まれているフローレンスには頑張って欲しいです。
先月ようやく就職できましたので登録させてもらいました。今後もこの輪が広がり、多くのひとり親の方々が気兼ねなく働き、子育てができることを願っています。また、私個人も、貢献でできることは力を尽くしていきたいと思います。
■関連
LEC福岡本校 弁理士実務家講演会メモ
弁理士を目標に勉強を初めて2週間、基礎を学ぶために会社から帰宅後 LEC の DVD を黙々とこなしている日々です。
で、目指してみたものの弁理士とは仕事をしたことがないから具体的な仕事のイメージが湧かなかったので、せっかくの機会でしたから4月29日に参加してきました。箇条書きでメモしておきます。
「九州における弁理士の可能性」
〜出願・権利化業務に留まらない権利の有効活用業務への期待〜
担当:知的財産綜合事務所 NEXPAT 所長 羽立幸司先生
弁理士とは
- 弁理士は、常に根拠を考える。
- 特許の鑑定こそが重要実務。
- 商標は重要。実案は特許に移行できるので Good。
- 3つの要件が重要。
- 秘密管理性 ← よく紛争が起きるポイント。管理を証明することが困難な為。
- 有用性(技術上、営業上)
- 非公知(用)性
- 常に法律、裁判を想定して考える。
- 公開(特許出願するか?)せずにノウハウを秘密にするか顧客にとってどちらがトクをアドバイスする。
- 出願しなければ儲からないけれど、顧客のプラスを考える必要がある。それが信用につながる。
- 書類作成は(弁理士だったら)誰でもできる。弁理士のキモは実務(法律の効率運用)を考える事。
- つまりは法律家。
- 弁理士制度は110周年。高橋是清が作った。
- 腕を磨け。
- 士業は大変。お金目的じゃダメ(続けられない)よ。
- 50歳が一番脂の乗った時期。
- 60歳であとのことを考える。
- 70歳で受け継がせる。
- 弁理士はいろんな縛り(宣伝がダメとか)が多い。なってから気づく。
- 案件は20年持つ=先輩の案件を引き継ぐ。一種の徒弟制度的なところがある。
ご本人の話
福岡の事情
- 意匠、商標は福岡に税関があるので重要になるのでは。
- 現在支部会員114。主たる事務所78。
- 九州は特、商が多い。商が有望だと思う。
- 九州は下請けメーカーが多く、ノウハウが大事になっている。
弁理士になるには
- 独立は大変だけど、やりがいはある。
- 資格を取った後も頑張る必要ありだよ。
- 弁理士試験を受けるためのモチベーション維持が重要。
- 夢がないとシンドイのでは。
- 自分の(弁理士の)モデルとなるべき人と出会わないと。
- 師匠にめぐり合うといい。
- ビジネスプランを組む。自分のプランを自分で組む。
- 選択科目は試験に通りそうなのを選んだほうがよいのでは?大学時代、仕事でやってきたことを選ぶ方がほうが効率がよいと思う。
- 死ぬほどやらないとダメ、受からない。勉強をし続けるモチベーションを持つために、なぜ弁理士試験にチャレンジするかを自問したほうがよい。
- 環境に対応していく柔軟性が必要。その地域の弁理士になること。
- 弁理士になるにせよ、プライオリティを決めること。弁理士になりたいことを優先?それとも九州で働かいたい、ということがポイント?きちんと決めてやらないとダメ。
- 特許庁のHPをチェックする。